先日の台風で、はじめて避難所へ行きました。
避難袋の中身を実際に使ってみて感じることが多かったので、記憶が薄れないうちに書いておきます。
今回は「事前に来ることが分かっている台風」に備えた場合で考えました。
避難所に持っていって良かった物
- アウトドア系のリュック(防水・生地がタフ・軽い)
- モバイルバッテリー(家族の人数分)
- レジャーシート
- ジップロックなどの密封袋
- 使い捨てマスク(多めに)
- 耳栓とイヤフォン
- フェイスタオル(人数分)
- ミント系タブレット
- しょっぱい食べ物
- 液体ハミガキ
- 無印良品のクッション、トラベルグッズ全般
- 常備薬(頭痛薬など)
- デオドラントシート(無香料)
- お気に入りのリップクリーム
- レスポのポーチ
- ハンカチ
- 生理用品
- ジャージ上下
10月12日。台風の影響によって川の氾濫、冠水があるかもしれないということで避難所へ行きました。
体育館に1泊し、長期化するようだったら1度自宅に物を取りに帰るつもりで荷造りしています。これら以外では、軍手、絆創膏なども少し持参。(使いませんでした)
午前中、避難所へ向かう
アウトドア用の防水リュックで行くのがおすすめです。
防水リュック、グレゴリーのバッグなどに荷物を入れました。雨の勢いがすごく、グレゴリーのバッグに入れた物はすこし湿ったので、モバイルバッテリーを含む小物全般はジップロックに入れて正解でした。
避難所に到着したのがはやかったので好きな場所を選べました。体育館の一番奥を確保。
用意してある防災用毛布をお尻の下にひきましたが床が硬いです。こういうとき、タオル類を多めに持っていると便利です。
荷物と靴が濡れていたので、持参したレジャーシートを小さめに広げ、その上で乾かしました。レジャーシートは軽いし、入れておくといいかも。
次にモバイルバッテリー。スマホで連絡を取ったり、(川の水位など)情報を集めるので、人数分あると良いです。
使い捨てマスクはたくさん持っていきました。
避難所では床に直接ブルーシートを敷く場合と、体操のときに使うマットを使う場合があり、避難希望者が来るたびに体育館の倉庫からマットの出し入れなどしていました。
というわけで、基本的にホコリっぽいです!
そして風邪気味の方もいます。マスクは必ず避難袋に入れたほうがいいです。私は鼻炎気味なので持っていってよかったです。
途中で仮眠を取りましたが、体育館の照明は明るく眩しいです。フェイスタオルを持っていたので顔を隠して眠りました。
無印良品のトラベル用品。「フィットするネッククッション」が活躍しました。
カバーが布製で洗えるので、遠慮なくもたれたり体の下に敷いたり。おかげでしっかり仮眠できました。
無印に限らず、トラベル用品、アウトドア用品は避難所で使えるものが多いです。
暇つぶしには本!と思いましたがあまり集中できず。難しい内容の物を選んでしまい、失敗しました。
ハイになったお子さんが走ったりしているので、床の振動を和らげるタオル、音対策でイヤフォンや耳栓があると仮眠が取りやすいです。
夕方、塩分と苦味が欲しくなる
持参した食べ物は菓子パン、カロリーメイトなど甘い物が多く、時間が経つにつれて塩分が欲しくなりました。筒型のポテトチップスを大事に食べました。
塩気のあるおにぎりやレタスのサンドイッチを食べている人がいて、準備いいなーと思いました。疲労具合やストレスなどで、欲しくなる味が違うので、味や食感が数種類あると良いです。
急遽用意した飲み物はポカリや水だったので、ストレートの紅茶や緑茶がめちゃくちゃ恋しかったです。紅茶が飲みたい!と考えてました。
さっぱりしたいときは、ミント系タブレットで乗り切りました。
あとは気分転換に香り付きのリップクリームも。いつも愛用しているリップクリームを塗ると、日常に戻る感じがしてほっとしました。
歯を磨きたいときは、洗口液(クリニカ クイックウォッシュ)を使いました。
刺激強めですが、これは必ず避難袋に入れたいです。
レスポのポーチの安定感
レスポートサックの3ZIPポーチ。
現金と保険証、自宅の鍵、リップ、目薬、ミニ鏡、ナプキンなど入れていました。トイレに行くときはこのポーチを持って移動。スマホが(大きくなければ)入ります。
ナプキンがあると安心
生理予定日が近く、不安だったので多めにナプキンとショーツを持っていきました。トイレにしょっちゅう行けない可能性も考えて、タンポンや夜用も。
使うことはなかったですが、今後も避難グッズの中には多めに入れます。
ジャージおすすめ
私は普段運動するときに着ているジャージの上下で避難所へ行きましたが、これが意外と良かった!
動きやすい、ラク。胸チラしない。足のライン出ない。下着のライン浮かない。
レインコートをはおってても染みるくらいの豪雨で、少し濡れましたが、乾くのが早かった。
あとは上着を顔に被って寝たり、上半身~お尻のあたりまでかけて寝たり。寒さ暑さもコントロールしやすかった。
あまり書きたくないですが、身体のラインがくっきりでる部屋着(綿のTシャツワンピ?)で歩いている女性をじっと見ている男性がいて。
近くにいる男性だったのでたまたま目に入ってしまいましたが、性的な目線だと感じました。嫌な気分になりました。
緊急時で女性のガードが下がっているので、見やすいんですかね。でもあんな大変なときにそこまで気が回らないですよ。
胸やお尻が大きめの方、身体のラインがあいまいになるジャージが1セットあるとよいかもしれません。
避難生活が長期化したら着替えも大変だし、避難所にパーテーションがあるといいんですよね。今後変わっていって欲しい点です。
以上です
水のいらないシャンプー(ドライシャンプー)も持参しましたが、泊まりにはならず深夜に帰宅したので使いませんでした。
避難所には12時間ほどいたんですが、帰宅するころには身体のあちこちが痛かったです。顔の乾燥と、むくみもひどかった!
この生活が長期になったら本当に心身への負担がかかります。今まで知らずに生きてきましたが、思い知らされました。
急な災害で慌てないように、防災用品の見直しや緊急時の家族との待ち合わせ場所など日頃の備えをしっかりやらなきゃなという感じです。
では。