グリセリンフリーを始めてから約1年経ちましたので、肌の変化や使用したコスメについて書きます。
私は基本的にグリセリンと濃グリセリンを避けています。
(秋冬など、乾燥が気になるときはスキンケアで少し取り入れています。)
前編と後編に分けました。前編は肌の変化などについてのレポート、後編は実際に使ったコスメ類の感想です。
グリセリンフリーを1年続けてここが変わった
グリセリンフリーを始めてすぐの頃は「乾燥してシワっぽくなったり、毛穴がもっと目立つ可能性もある」と考えましたが、大丈夫でした。
色ムラや毛穴の黒ずみもなく、以前より良い状態になってきています。
急激にシワが増えるなどのマイナスな変化もないです。
ただ、完全グリセリンフリーにすると冬の乾燥が辛かったので、グリセリンの配合量が多くなさそうなスキンケアを探して使ったりしています。
効果を強く感じたのは夏です。化粧崩れのなさ、毛穴落ちのなさに感動しました。皮脂は出ますが、ツヤの範囲におさまる程度でした。
小鼻の色:目立たなくなった。
以前は小鼻の赤みがひどく、四角Aの色のようでした。最近は四角Bの色合いになってきています。(↓)
同じベージュ系の色を50%に透かせて上から重ねました。(↓)
小鼻の赤みがひどいときは、ファンデーションを塗ると四角Aのような感じで赤黒~灰っぽくくすんでいました。小鼻以外も肌に色ムラがあったので、ベースメイクが厚かったです。
毛穴:小さくなった。
毛穴そのものはしっかりありますが、赤み・黒ずみがないので目立ちにくいです。低刺激なフェイスパウダーや薄付きのパウダーファンデーションでもそれなりにきれいに仕上がります。
角栓:できにくい。
皮脂崩れ防止系の下地を毎日使うと(それがグリセリンフリーの物でも)角栓ができやすい状態に戻ります。
ニキビ:できにくい。たまに小さなものができますが、悪化しないです。
起床時のテカり:気にならない。
比較的マットで、真夏もツヤっとする程度です。
化粧崩れ:しにくい。毛穴落ちが減りました。
頭皮のにおい:以前ほど気にならない。
たまにあぶらっぽいニオイがして困っていましたが、良くなりました。夏用の帽子(頭頂部があたる部分)がにおわないです。
髪:さらさらになった。皮脂で前髪がまとまることが減りました。ただ、グリセリンフリーのヘアケア製品は潤い不足になりやすく、毛先周辺が乾燥しすぎていることもあります。
自分の肌が扱いやすい方に変わっていったので、やってみて良かったです。
私の場合は効果がありましたが、グリセリンを控えすぎて乾燥がひどくなる人もいるようなので、様子を見ながらやるのが良いかなと思います。
頭皮&髪のグリセリンフリーについて
頭皮のにおいやべたつきが気にならなくなりました。
オクト薬用シャンプー&リンス、サクセス薬用トニックシャンプーなどそれっぽい物をいくつか使ってきましたが、「カウブランド 無添加シャンプー さらさら」で悩みが解決するとは…。
頭は殺菌・脱脂しないとダメだと思いこんでいましたが、やりすぎていたかもしれないです。ほぼ同じタイミングで背中のニキビもなくなりました。
グリセリンフリーのアウトバストリートメントは探すと結構見つかります。
「ミルボン インフェノムミスト」、「パンテーン 洗い流さないトリートメント インテンシブヴィタミルク」など使用しています。
グリセリンフリーの難しいところ
- 冬場の保湿
- スキンケアやベースメイクが限られる
- エイジングケアをどうするか?
今も試行錯誤しています。
もう少し保湿していきたいのですが、グリセリンが多いスキンケアは違和感があって、塗ると拭き取りたくなります。今年の冬はHABAのスクワランオイル以外にも良いものを見つけたいです。
グリセリンフリーのベースメイク類は探すと見つかりますが、色や質感が合わないことも多いです。
色が微妙に合わないものは暗めのフェイスパウダーなどで調整しています。白浮きしない下地もよく使います。
エイジングケアはあとまわしで、日焼け止めを頑張っているくらいです。今はスキンケアとベースメイクを調べて試すことを優先していますが、今後はもう少し美白や保湿などにも目を向けていきたいです。
しっかり保湿系のスキンケア品はだいたいグリセリンが入っているんですよね…。ニキビ肌用のコスメにたくさん入れるのはやめてほしい。
ただ、グリセリンが苦手な人もいるというのは以前より広まっていると思うので、今後発売される新作のなかにあることを期待しています。
前編はここで終わります。後編は実際に使ったコスメについて書きました。
こちらからどうぞ 🙂